公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団

曲目:「熊野」武田友志
能面:孫次郎(孫一)
能装束:紅白段檜垣秋草唐織(元禄時代)ほか
扇:鬘扇
©長谷良樹

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2019.12.28
「能11」テレビ放映のご案内
2019.12.12
新たに評議員1名を選任いたしました。
2019.12.06
3月7日「能茶会」の受付を開始いたしました。

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。

お陰様で財団を設立して4度目のお正月を迎えました。昨年の理事改選により新理事4名を迎え、より一層、全ての公演、事業を理事、職員一丸となって運営し、お越し頂いた方々の心に残り、幸せな気持ちになって頂けるよう目指してまいります。

能楽師の新年は「謡初」から始まります。弊財団といたしましては1月6日の謡初が最初の催しになります。武田修能館で13時からご入場無料(予約不要)で行います。お正月らしい雰囲気を感じて頂けると思いますので是非お運びくださいませ。

本年も花影会をはじめとした能の催し、能茶会、虫干し、小中学校や被災地支援の能楽講座など、様々な能楽に関する催しを行ってまいります。詳細はホームページを随時更新いたしますので、皆様のお運びをお待ち申し上げております。

また、昨年の能11「烏帽子折」は、お陰様で満席のお客様にご来場頂き、まことにありがとうございました。同公演は2月23日(日)NHK-Eテレ「古典芸能への招待」にて放送予定です。大掛かりな曲で上演機会が非常に稀なため、1人でも多くの方にご覧頂きたく、ご家族、ご知友にご吹聴頂けますれば幸甚です。

能は、舞台、空間、空気をおひとりおひとりの感性でお楽しみ頂き、心の豊かさを感じて頂ける芸能であると思います。弊財団の理事長として、個人として精進し、先輩のご助力を得ての後進育成、その他、能楽のみならず日本の文化を継承して、広めるために、誠心誠意尽くしてまいります。より一層のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

清水友志
令和2年1月
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団
理事長 清水 友志
(芸名 武田 友志)
左から「花筐」「鷺」「関寺小町」

 故 武田太加志は、能楽の興隆のために誠心誠意尽くした昭和時代の能楽師の一人といえます。その功績のなかでも、能楽師の手元から離れていた貴重な能面、能装束を生涯かけて収集し、現存する約200曲の演目に足りるものを保有したことは、能の将来に明るい広がりを与えました。
 また、故人は「いつでも自由に芸の研鑽を積める環境」を理想として掲げ、その修練の場として昭和51年 武田修能館を再建し、以後 多くの門下が稽古場として活用しています。
 昭和60年の太加志没後、その嫡男である志房は、故人の遺した財産を維持継承しながら、新たな面装束の製作を続けて更なる充実に努めました。
 そして志房は、これからの能の将来を見据えて、「父の遺した偉大な志と財産は、能楽の世界でこそ生きる」と確信し、平成28年11月1日、長男 友志と共に弊財団を設立、私財であった能面、能装束等と武田修能館の全てを弊財団へ寄付しました。
 このたび 弊財団は、内閣総理大臣より公益財団法人として認定をいただきました。今後は、所蔵する財産を能楽界の公財としてご活用いただきながら、斯界のみならず、我が国の文化芸術の振興に寄与できますよう、積極的な活動に努めて参ります。

 
平成29年8月1日
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団