公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団

曲目:「能野」武田友志
能面:孫次郎(孫一)
能装束:紅白段檜垣秋草唐織(元禄時代)ほか
扇:鬘扇
©長谷良樹
2017.10.03
花影会の事前講座は満席になりました
2017.09.19
2017.8 花影会の文化庁芸術祭参加が決まりました
2017.08.01
公益財団法人として認定をいただきました
2017.07.22
第42回花影会 S席が完売となりました。
2017.03.10
ホームページ開設しました。
 

理事長挨拶


 弊財団は、多くの方々から親身なご協力をいただき、昨年11月1日に一般財団法人として発足しました。
 この度、内閣総理大臣より公益認定を受け、8月1日より公益財団法人となります。
 弊財団は発足時より公益財団を目指し、能楽のうがくと日本文化の普及、教育、後進育成、並びに能面のうめん能装束のうしょうぞくの適切な使用、維持管理、また新たな能の催しなど、様々な普及事業を行ってまいりました。
そして、多くの方から設立寄付や賛助会員のご入会をいただき、現在250名を超えるご支援者にご後援をいただいております。
これも発足1年未満の異例の早さで公益認定を受けることが出来た大きな要因となっております。
心よりお礼申し上げます。
 先人から受け継いだ大きな財産である、能面、能装束、武田修能館たけだしゅうのうかん、及び、先人よりの口伝くでんにての教えを、大切に守りながら、今まで以上にたくさんの方々へ日本文化と、その心をお伝えしていきたいと思います。
 そして、これらを今まで以上に、我が国の芸術文化振興のために大いにご活用いただき、また社会の公共の財産としての活用と適切な修繕及び保管を行い、次世代への財産として継承するよう努めて参ります。
 能楽師の方々には、充分なお稽古を積んで頂けます舞台、面装束などを揃え、皆様の積極的な芸能活動を少しでもお手伝いできますよう、用意してお待ちいたしております。
 また、能楽をたしなまれる愛好者の方々におかれましては、御稽古場として是非武田修能館をご利用いただければと思います。
 今後も、公演や講座、能面・能装束の見学会など、新たな試みも随時行ってまいりますので、ご後援を賜われれば幸甚です。
 お陰様で今日こんにち、能楽の歴史と芸術性は、国際的にも認知をいただいております。
それに見合うよう、これまで以上に多くの方々にご支援を頂けるような活動を目指すとともに、応援して良かったと、思って頂ける財団法人を思い描き、組織としても個人としても一層精進してまいります。
 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

清水友志
平成29年8月1日
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団
理事長 清水 友志ともゆき
芸名 武田友志

左から「花筐」「鷺」「関寺小町」

 故 武田太加志は、能楽の興隆のために誠心誠意尽くした昭和時代の能楽師の一人といえます。その功績のなかでも、能楽師の手元から離れていた貴重な能面、能装束を生涯かけて収集し、現存する約200曲の演目に足りるものを保有したことは、能の将来に明るい広がりを与えました。
 また、故人は「いつでも自由に芸の研鑽を積める環境」を理想として掲げ、その修練の場として昭和51年 武田修能館を再建し、以後 多くの門下が稽古場として活用しています。
 昭和60年の太加志没後、その嫡男である志房は、故人の遺した財産を維持継承しながら、新たな面装束の製作を続けて更なる充実に努めました。
 そして志房は、これからの能の将来を見据えて、「父の遺した偉大な志と財産は、能楽の世界でこそ生きる」と確信し、平成28年11月1日、長男 友志と共に弊財団を設立、私財であった能面、能装束等と武田修能館の全てを弊財団へ寄付しました。
 このたび 弊財団は、内閣総理大臣より公益財団法人として認定をいただきました。今後は、所蔵する財産を能楽界の公財としてご活用いただきながら、斯界のみならず、我が国の文化芸術の振興に寄与できますよう、積極的な活動に努めて参ります。

 
平成29年8月1日
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団