公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団

曲目:「熊野」武田友志
能面:孫次郎(孫一)
能装束:紅白段檜垣秋草唐織(元禄時代)ほか
扇:鬘扇
©長谷良樹

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[11月19日] 能+茶道

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2023.12.03
令和6年「謡初」のご案内(1月4日開催)
2023.07.01
理事長挨拶を更新いたしました。
2022.01.30
武田修能館へご来場の皆様へ(感染防止対策について)

平素より弊財団にお力添えを賜り、衷心よりお礼申し上げます。

3年以上の長きに渡り続いた制限からも少しずつ解放され、新たな日常が始まっています。

能楽界におきましては、何百年も変らずに行う舞台もあれば、1から新たな試みをする事もあり、継承と革新の大切さを改めて感じています。

弊財団の事業も従来に戻り、複数のイベントと、本格的な能公演「花影会(かえいかい)」を開催いたします。

初心者の方にもお楽しみ頂けるイベントは、「虫干し」、「能面、能装束講座」、「能+○○」の三種あります。

「能+○○」では、従来の茶道に続く新たな試みとして、バレエとのコラボレーションを盛会裏に終えることができ、今秋にはヨガと共働する講座を予定しています。

また、11月の花影会は第54回を数え、叔父の武田宗和が能の最奥の秘曲「関寺小町」を勤めます。祖父 太加志、父 志房に続き親子二代、兄弟での大役になります。基本的には10年以上も上演されないこともある曲で、最高峰の出演者が参集して行われる機会ですので、是非お運び頂きたくお願い申し上げます。

今後も、変わらずにご支援くださる皆様のお気持ちを受け止め、少しでも、皆様に、社会に、お返しできる様に、様々な方にお楽しみ頂ける公演、講座、子供たちへの普及など、柔軟で幅広い活動を目指して、弊財団として積極的に努めてまいります。

そして、能を楽しんで頂く事で、少しでも御気持ちや御身体が健やかとなりますよう、寿福増長の精神をこれからも大切にしてまいります。

弊財団は、7月1日に第8期となる新年度を迎えました。今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。

清水友志
令和5年7月
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団
理事長 清水 友志
(芸名 武田 友志)
左から「花筐」「鷺」「関寺小町」

 故 武田太加志は、能楽の興隆のために誠心誠意尽くした昭和時代の能楽師の一人といえます。その功績のなかでも、能楽師の手元から離れていた貴重な能面、能装束を生涯かけて収集し、現存する約200曲の演目に足りるものを保有したことは、能の将来に明るい広がりを与えました。
 また、故人は「いつでも自由に芸の研鑽を積める環境」を理想として掲げ、その修練の場として昭和51年 武田修能館を再建し、以後 多くの門下が稽古場として活用しています。
 昭和60年の太加志没後、その嫡男である志房は、故人の遺した財産を維持継承しながら、新たな面装束の製作を続けて更なる充実に努めました。
 そして志房は、これからの能の将来を見据えて、「父の遺した偉大な志と財産は、能楽の世界でこそ生きる」と確信し、平成28年11月1日、長男 友志と共に弊財団を設立、私財であった能面、能装束等と武田修能館の全てを弊財団へ寄付しました。
 このたび 弊財団は、内閣総理大臣より公益財団法人として認定をいただきました。今後は、所蔵する財産を能楽界の公財としてご活用いただきながら、斯界のみならず、我が国の文化芸術の振興に寄与できますよう、積極的な活動に努めて参ります。

 
平成29年8月1日
公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団