公益財団法人 武田太加志記念能楽振興財団

能を観る知る習う 曲目:「石橋」
能面:子獅子
能装束:赤地亀甲厚板・
赤地山形火焔太鼓半切・紺地桧垣唐草法被
©長谷良樹

能を…観る?知る?習う?


能茶会

『一人でも多くの方へ、能と茶道の素晴らしさを伝えたい』この想いで始まった能茶会です。
能茶会は、能の曲目を1番、能とお茶の共通のテーマとして定めています。
 
今回の曲目は「望月」です。
 
「望月」は、「夜討曽我」「小袖曽我」「放下僧」と並び仇討ちをテーマにした曲です。
 
シテ(主人公)は小沢刑部友房。
曲名の「望月」は、友房の主人を討った敵の人物の名前です。
 
主君を亡くした友房が営む宿屋が舞台で、そこに偶然主人の妻子が宿を借りに来て感動の再会を果たします。 
偶然、同じに日に宿に泊まった望月を、友房と、妻子が協力して仇討ちを果たすというストーリーで、主従の絆の強さを強調した曲作りになっています。
主従の契りは三世の契りと言われ、前世、今世、来世と続く最も大切な関係と考えられていました。
(ちなみに夫婦は二世、親子は一世です)
 
一方で、この曲は芸尽しの曲物でもあります。
望月を油断させるために、妻子は盲目の女芸人一行に扮して謡い舞う芸を見せ、友房も、能の中で秘曲の「獅子」の舞を舞うなど、大変に芸達者なところを見せます。
 
夢幻能とはまったく違う、現在物(現在進行形)の、ある意味活劇的な面白さがあり、能の表現の幅の広さを感じられます。
 
本年9月17日(月祝)秋の花影会で「望月」が上演されます。
8月の能茶会で「望月」に触れ、9月17日花影会(観世能楽堂/銀座SIX)で実際の「望月」の舞台をご覧いただくと、より深く味わっていただけると思います。
 
また望月は子方(子役)の卒業の曲とも言われるほど、子方が重要な役割をします。
10年間にわたり子方を勤めた、武田章志の最後の子方になります。
13歳なりに積み上げてきたものを、最後に発揮する為にお稽古を積んでいます。

 
 

「能」

・今回のテーマ「望月」の見どころを通し、能の面白さに触れて頂きます。
・白足袋を持って来られた方は、能舞台に上がって摺り足(歩く)体験ができます。
・皆で声を合わせて、謡いを謡ってみましょう。
・装束や面を身近に見ることが出来るかもしれません。
 

「茶道」

・お茶とお菓子の召し上がり方を学びます。
・「望月」を茶道具に見立てる楽しみをお届けします。
 
私たちと一緒に、日本文化に触れてみませんか。
 
 
●能茶会
日時: 8月26日(日)15〜17時(14時30分受付開始)
場所: 武田修能館
参加費: 3000円
定員40名
 
●懇親会
時間: 17時半過~20時頃(タクシーで移動します)
場所: たくあん牡丹亭 新宿区西新宿4-15-1西新宿パークハイツ
参加費:5000円
定員20名
 
お申し込みはこちら
 
※参加費、懇親会費ともに、当日現金でのお支払いでお願いいたします。
※キャンセルの受付は3日前となります。ご了承ください。

 
 
お運び頂けることをお待ち申し上げております。
 
能茶会担当
理事長 武田 友志   理事 久保 比登美